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介護の業態(事業形態)について

介護保険法下の介護事業は、制度によってその名称、サービス内容、人員基準、設備基準が決まっています。 代表的な事業は以下の通りです。

介護保険制度上の事業形態

分類 一般的な名称 介護保険法上の名称
施設介護
サービス
特別養護老人ホーム 介護老人福祉移設
老人保健施設 老人保健施設
介護療養型医療施設 介護療養型医療施設
居宅介護
サービス
入居型 介護付有料老人ホーム 特定施設入居者生活介護
住宅型有料老人ホーム ホームヘルプサービス
グループホーム 認知症対応入居者生活介護
サービス付高齢者向け住宅 ホームヘルプサービス
訪問型 訪問介護 ホームヘルパーサービス
訪問入浴 訪問入浴サービス
訪問看護 訪問看護サービス
訪問リハビリ 訪問リハビリサービス
通所型 デイサービス 通所介護サービス
デイケア 通所リハビリサービス
居宅介護支援
サービス
ケアプランセンター等 居宅介護支援

事業形態別の詳細

特別養護老人ホーム

費用の多くが介護保険で賄われていること、建築費用に対して助成金が出ることから利用者の金額負担が軽く大変人気のある介護施設です。必要な医療措置にもよりますが、終末期まで入居できますので終の棲家になりえる施設です。全国に7500施設以上ありますが、50万人以上が待機をしており、エリアによっては申込から3年待ちなどの人気ぶりとなっています。運営は今のところ、社会福祉法人などの非営利団体に限定されています(株式会社の運営は原則、許可が下りません)。

老人保健施設

特別養護老人ホームとともに人気の施設ですが、入院後、自宅に戻るまでの中間施設ですので、在宅復帰が前提の施設です。3か月~1年間、入院後の療養やリハビリを行った後は、自宅に戻るかそのまま特養や有料老人ホームに移ることになります。

介護療養型医療施設

いわゆる、老人病院です。医療依存度の高い方が長期療養のために入所する施設です。特養と同様、終末期まで過ごすこともできます。医師や看護師が常駐しているため医療措置が必要で、かつ、重度の介護が必要な高齢者の施設となっています。

有料老人ホーム(介護付、住宅型)

有料老人ホームとは、住居や食事の提供をする施設のことで、老人福祉法で定められています。老人ホームの基準に該当する場合は市区町村に届け出を出す必要があります。この有料老人ホームの中で、介護保険法の特定施設入居者生活介護を活用して介護サービスを提供する施設を介護付有料老人ホーム(制度上は、特定施設と呼ばれることが多い)、訪問介護サービスやデイサービス、居宅介護支援サービスを活用する施設を住宅型有料老人ホームと呼びます。

グループホーム

認知症の方の専用施設で、比較的少人数(9名のワンユニットで最大27名)で共同生活する施設です。共同生活をすることが前提になっているため、認知症はあるが日常生活動作(ADL)の比較的高い方を対象にしているところが多いです。最近は、特殊浴槽などの設備も揃え、車いすの方でも受入可能なグループホームもあります。一般的に介護付有料老人ホームより入居一時金や月費用が安めです。

サービス付高齢者向け住宅

国土交通省が手動で全国に整備をしている高齢者向けの住宅です。有料老人ホームとの違いは、サービス付高齢者向け住宅は賃貸契約であること(有料老人ホームは利用権契約)、居室の広さが25㎡(共有スペースにキッチンや浴室がある場合18㎡)以上と広めになっている点です。見守りや健康相談サービスは必ずついていますが、個別の介護サービスは訪問介護サービスやデイサービス、訪問看護サービスを活用しますので、利用者から見ると住宅型有料老人ホームと類似した施設に見えます。

訪問介護

ホームヘルパーの詰め所から介護を受ける方の自宅に訪問して、必要な生活支援サービスや介護サービスを提供するサービスです。地域に密着し、24時間体制で寝たきりの高齢者宅を巡回したり、緊急の呼び出しに随時対応したりするサービスもあります。

訪問入浴

自宅に浴槽を持ち込み、湯沸しボイラーを搭載した車両からお湯を供給することで居室で入浴をするサービスです。介護スタッフ、看護師、オペレーターという3名がチームになり1日で複数の高齢者宅を入浴車で訪問するサービスです。

訪問看護

看護師が自宅で医療措置を受ける必要のある高齢者宅を訪問するサービスです。訪問介護の職員では医療法上の問題で行えないサービスを訪問看護師が担当の医師の指示のもと実施します。

訪問リハビリ

理学療法士や作業療法士が自宅で医師の指示下でのリハビリテーションを行う必要のある高齢者宅を訪問するサービスです。訪問リハビリ事業所は医療法人にしか事業認可が下りませんが、株式会社でも事業認可が下りる訪問看護事業所で理学療法士などのリハビリ専門家を雇用し、訪問リハビリを行うことも可能です。

デイサービス

自宅で暮らす高齢者が入浴介助や食事の提供を受けたり、機能訓練を行う通い型の施設です。送迎付きで便利なサービスであるため自宅で暮らす高齢者の多くが利用するサービスです。介護家族のレスパイト(休息)となるため、在宅介護では欠かせないサービスとなっています。

デイケア

デイサービスと類似した通い型の施設ですが、理学療法士や作業療法士などが常駐し、医師の指示のもとリハビリテーションを行う点が異なります。訪問リハビリと同様、医療法人でないと事業認可が下りないためデイサービスより数が大幅に少なくなっています。

居宅介護支援事業所(ケアプランセンター等)

介護支援専門員(ケアマネージャー)が訪問介護やデイサービスなど自宅で受ける全てのサービスプラン(ケアプラン)の作成や定期的なモニタリングによる変更、サービス提供する事業所と利用者の調整、利用者が使える介護保険点数の管理等を行うサービスです。要介護1以上は、民間が運営する居宅介護支援事業所、要支援は地方自治体が運営する地域包括支援センターがケアプランの管理をします。

 
 
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