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介護会社のコンプライアンス

コンプライアンスとは?

最近は、よくコンプラインスという言葉を耳にすることが多くなりましたが、コンプライアンスは法令遵守と訳されます。簡単に言いますと法律を守るということですが、介護業界でも指定取り消しや労基法違反の事例が後を絶たないのが実態です。

介護業界における関連法律は主2つあります。1)介護保険法 2)労働基準法です。この2つの法律に違反すると営業中止や指定取り消しなどの重罰が待っています。酷い場合は、会社の倒産まで引き起こすコンプライアンスですので、入社の前にできる限りチェックをしておきたいところです。

介護保険法

公的介護保険を使ったサービスを提供する限り、介護保険法や保険者(市区町村)が定めたルールを守らねばなりません。遵守されていないことが発覚しますと、介護報酬の返金や指定取り消しなどの懲罰があります。あまりに悪質な場合は、経営者が書類送検する可能性もあります。

介護事業者には、集団指導や実地指導など行政によるチェックが必ず入りますので、入社後に会社がコンプライアンス問題で大きなダメージを受け雇用継続できなくなった等の憂き目に会わないよう、募集会社がどのくらいコンプライアンスを意識しているか?そこで働く職員の意識はどうかを面接時などにできる限りチェックしておきましょう。また、過去の行政処分がないかもインターネットなどで調べておくのも良い方法です。

労働基準法

介護にかかわらず労働者の雇入をする全ての会社に適用されるのが労働基準法です。多くの条項がありますが、ブラック企業ではないか?雇用契約をする前に次のリストを参考に確認しておきましょう。

ブラック企業チェックリスト

次の項目に3つ以上当てはまる場合は、ブラック企業と言えますので要注意です。

チェック項目 解説
❑時間外手当(残業代)は全額きちんと払われるか? 管理者監督者でないのに、残業代が出ないという会社は論外ですが、月●万円までしかでないという会社も以外に多いので要注意です。基本的には8時間を超えて働いた時間は25%加算で賃金を払う義務が会社にはあります。
❑異常な長時間労働になっていないか? 夜勤のある施設などでは、正味12時間~14時間の夜勤がありますが、連日で夜勤になる、夜勤明けで日勤に入るなどの労働環境になっていないか事前に確認をしましょう。
❑権限がないのに管理監督者になっていないか? いわゆる「名ばかり管理者」問題です。労基法は、管理監督者に時間外手当を払う義務を免除しています。ただし、出退勤や採用の権限、非管理監督者との十分な給与差がない場合は、管理監督者として認めないことが一般的です。 介護事業所に当てはめた場合、事業所の管理者や施設長はややグレーなところがありますが、管理監督者になっているケースが多いです。組織的に下にいる職員は明らかに管理監督者とは言えませんので、時間外手当が適用されます(例えば、介護主任などフロアのまとめ役などは管理監督者とは言い難いでしょう)。
❑休日は就業規則通りに取れているか? 就業規則の中の休日が毎月きちんと取れていることが基本ですが、他の職員の病欠などで一時的に休日出勤をする場合は賃金が25%加算で払われるか、代休が取れることを確認しておきましょう。ただ、いくら賃金が払われるからと言って、月の休みが極端に少ない場合は労働基準監督署から強めの指導を受けることがあります(労基法は4週4休を義務づけています)。職員不足で月4日以下しか休日が取れない管理者がいることもありますが、要注意です。
❑雇用形態の変更がないか? 会社都合で、給与が同じなので、正社員から契約社員にされるなどの変更がないか?正社員は期限の定めのない雇用契約ですので、これを同意ないまま期限の定めのある契約に変更することは契約違反となります。
❑解雇の事由が曖昧になっていないか? 就業規則の中の解雇事由や解雇の手続きが明確になっていない場合は要注意です。利用者が減ったという事由だけで簡単に期限の定めがない雇用契約を解約することはできません。整理解雇の場合も法で定められた手続きがあります。
❑夜勤手当が固定額の場合、8時間を超える部分25%加算、夜10時から朝6時までの25%加算の合計より大きいか? 夜勤1回に対して固定額を払うこと自体は違法ではありませんが、8時間を超える分の加算と深夜帯の加算を払った場合より大きな額である必要があります。

労働基準法を遵守しない会社は、働く側に負担がかかるだけでなく、処分を受けた場合は指定更新をしない事由にもなりますので、重要な転職先企業の評価項目です。

募集要項だけではわからない情報は、転職支援サービスで

介護にかかわらず労働者の雇入をする全ての会社に適用されるのが労働基準法です。多くの条項がありますが、ブラック企業ではないか?雇用契約をする前に次のリストを参考に確認しておきましょう。

ブラック企業チェックリスト

スタッフプラスでは、こうした募集要項だけではわからない情報を常に取集しています。個別企業の情報は、転職支援サービスの中でお伝えすることができますので、ご関心のある方はお問合せ下さい。

*全ての企業に関して、上記のような情報があるわけではありませんが、当社でご紹介する企業様に関してはできる限り事前にチェックをしております。

 
 
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